この記事はこんな方におすすめ ・初めて面談を行う方 |
プラチナスカウトに対して候補者からの返信があった時点では、貴社に対して「興味はある」ものの、必ずしも「強い応募の意思がある」とは限りません。
そのため、相互理解の場としてまずは「面談」を実施することで、候補者の応募意欲を高めることができます。
■初回の面談前の候補者の心理
・「少し興味がある」
・「まだ企業についてよく知らないが、もっと知りたい、教えてほしい」
・「応募するかどうかを見極めたい」
■面談でとるべきアクション
・「応募したい」と思われるために、十分な情報提供を行う
・候補者の情報や考えを聞き、お互いのニーズをすりあわせる
面談は貴社と候補者の相互理解を深めるための情報交換の場、面接は貴社と候補者のマッチ度や採用の合否を見極める場と捉えてみましょう。
面談 | 面接 | |
転職意欲 | 低い可能性がある | 高い可能性がある |
実施目的 | 企業と候補者の相互理解を深める | 候補者が自社とマッチするかを見極める |
実施内容 | 候補者を理解し、自社の魅力を伝える | 採用要件とのマッチ度を確認する |
■候補者と企業側でギャップを生まないために
候補者は、「カジュアルな面談」と聞くと、「お互いの意見や希望をすりあわせる場「企業や事業・業務について知る場」を想像します。そのため、「面談」または「カジュアルな面談」を実施すると候補者に伝えているのに、「転職理由」や「志望動機」を真っ先に尋ねるなど、「面接」に近い質問ばかりしてしまうと、候補者のイメージとは異なる時間になってしまいます。
面談と面接の違いを意識し、それぞれの場に合った会話を心がけるようにしましょう。
(1)まずは貴社の魅力を伝える
会社のビジネスの強み・将来性・ポジションの魅力などについては、早い段階でしっかりと伝えることが大切です。
貴社についてより理解を深めてもらうことで、応募確率や志望度を上げることができます。
(2)面談担当者には、貴社やポジションの魅力をわかりやすく語れる人を選ぶ
最初の面談担当者は、候補者に対して貴社の特長・魅力を強く印象付ける存在です。貴社の魅力をわかりやすく語れる人をお選びください。
(3)候補者の転職活動の状況を把握する
会話のなかで、候補者の転職活動の状況(他社の選考状況、転職希望時期、重要視するポイントなど)を把握しましょう。
雑談や企業紹介で終わることなく、今後の具体的なスケジュールのご案内や、必要に応じて次回の面接の日程調整などを行いましょう。「○○しましょう」などとその場で次のアクションについて合意を得ることも大切です。