この記事はこんな方におすすめ ・内定を承諾後、入社前の辞退が頻発している |
採用は「内定承諾がゴール」ではありません。自社の選考フェーズが一段落し、安心してしまうかもしれませんが、内定者は実際に入社するまでにさまざまなできごとが控えています。無事に入社日を迎え、活躍していただくためにも、継続的にフォローを行いましょう。
(1)退職交渉の状況を把握する
内定者が在職中の場合は、入社までの期間が空いてしまいます。また、現職での引き止めなどによって内定辞退が起こることもあります。退職交渉の状況確認など、コミュニケーションを継続しながら、内定者に寄り添うことが大切です。
(2)入社日に関する案内を送付する
入社日が確定したら、下記の重要な項目についてはメールもしくは書面で連絡しましょう。
(当日の出社時間/出社場所/当日の案内担当者/持参物/当日またはそれまでの連絡先)
内定者から質問を受ける前に、あらかじめ案内できていることが望ましいです。
(3)内定承諾後も定期的に連絡を取り、状況を把握する
内定承諾から入社日まで期間が空いてしまう場合は、定期的に連絡を取って状況を確認しましょう。また、内定者が了承している場合は、ランチや社内イベントなどに招待して直接コミュニケーションを取るようにし、貴社の一員になる具体的なイメージをもってもらえるよう努めましょう。
(4)入社直前にもコミュニケーションを取る
初めて転職先に出社する日は、誰しも緊張するものです。内定者が感じている不安を和らげるためにも、電話(またはメール)で、「明日から一緒に働く仲間としてお待ちしています」など、歓迎の意を伝えましょう。
(5)入社後の活躍をイメージして社内の受け入れ態勢を整える
入社後すぐに力を発揮していただくためには、職場の受け入れ態勢が重要です。人事が主体となって配属部署や内定者と入社前からコミュニケーションを取り、早く職場になじめるようサポートしましょう。