目次
ここんな方におすすめ ・採用のコツを、まずは概念的に学びたい方 |
TMPとは
TMPとは「Targeting」「Messaging」「Processing」の頭文字をとった、採用フレームワークです。
・誰に対して(Targeting)
・どんなメッセージで心を動かして(Messaging)
・どんなプロセスを経て入社の意思決定をしてもらうのか(Processing)
この3つの要素をTから順に、丁寧に設計することが採用成功のカギとなります。
TMP | TMPを考える際に必要なこと |
Targeting(ターゲティング) →適切な採用ターゲットの設定 |
▼採用ポジションの正しい理解 採用要件を理解するだけでなく、期待することやミッションから、要件を満たす方が「どんな志向性なのか」「今の自社にマッチするか」を考えましょう。 |
Messaging(メッセージング) →ターゲットの心を動かすメッセージの作成 |
▼ターゲットの志向性に合わせた、訴求ポイントの整理 ターゲットの志向性や価値観、転職への思いなどをイメージしたうえで、ターゲットに響く自社の訴求ポイントを明確にし、正しく伝わる「表現」を考えましょう。 |
Processing(プロセシング) →最適な採用プロセスの設計 |
▼ターゲットに合った柔軟なプロセスの設計 「面接・面談は何回必要か、土曜日も面接対応をするか」「このメッセージは誰から伝えるのが最も効果的か」など具体的な選考プロセスやアサインをターゲットごとに考えましょう。 |
TMPを活用する・しないでどんな違いがあるか
TMPは、採用活動のどの場面においても意識することが大切です。
一度設計して終わりではなく、採用のプロセスを重ねていくなかでT・M・Pの内容をブラッシュアップしていきましょう。
TMPを活用していない |
TMPを活用している |
活用例の記事 | |
Taegeting(ターゲティング) | 応募要件そのままで、ターゲットを設定した | 応募要件のなかでもとくに求める経験などをさらに具体化して、ターゲットを設定した | |
Messaging(メッセージング) | 抽象的な訴求になっている | 採用ターゲットが大事にしている転職軸や、特性に合わせて、具体的な訴求を行った | |
Processing(プロセシング) | 全ターゲットに対して、同じ選考プロセスになっている | 採用ターゲットに合わせて、面接官をアサインしたり、選考プロセスをカスタマイズしたりした | ・【はじめてガイド】おさえておきたい面接官の心構え |